【完全版】テスト勉強の仕方がわからない中学生へ|点数アップ6つのステップ

アイキャッチ「テスト勉強の仕方がわからない 中学生」 成績の上げ方
保護者さん

 「テスト勉強の仕方がわからない…」

「点数が上がる、効果的な勉強法を知りたい!」

「苦手教科を克服する方法を教えて!」

テスト勉強の仕方がわからず、点数が伸びないのは本当につらいですよね。

でもご安心ください。この記事を読めば、そんな悩みを解決するヒントが見つかるはずです!

オンライン家庭教師を5年、個別指導塾の塾長を8年の僕が、とっておきのテスト勉強の方法をご紹介しますね。

プロフィール(しらべこ)

この勉強法なら、テスト勉強の仕方がわからない中学生でも効果的に学習を進められるでしょう!

前半では

  • テストの点数が伸びない原因
  • テスト勉強の仕方が分からない中学生の大事な心構え
  • テストで点が取れるようになる6ステップ

後半では

  • 5教科それぞれの勉強法
  • 定期テスト対策の準備と流れ

を説明します。

ぜひ最後まで、じっくりと読み進めてくださいね。

テストで中学生が点数を取れない原因6つ

テストで中学生が点数を取れない原因6つ

中学生でテストの点数が上がらないとき、次の原因が考えられます。

  1. 授業の内容をちゃんと理解していない
  2. 問題を充分に解かずテストを受けている
  3. 間違えた問題を放置している
  4. 教科書を読んだだけで満足している
  5. 解ける問題ばかりしている
  6. 繰り返しが足りていない

それぞれの原因について、詳しく解説しますね。

原因①授業の内容をちゃんと理解していない

最も多い原因は、学校の授業内容をきちんと理解できていないことです。

当たり前ですが授業が分からなければ、テストで良い点数を取れませんよね。

授業に集中していても理解できない中学生は、過去の学習内容の理解が足りていないのかもしれませんね!

特に英語と数学は積み重ねが大切な教科です。以前習った内容が分かっていないと、現在学習している内容も理解が難しくなります。

原因②問題を充分に解かずテストを受けている

授業内容は理解できていても、問題演習が足りていないために、テスト本番で問題が解けないこともあります。

これは授業を聞いただけで「理解したつもり」になっているのが原因ですね。

ゲームやスポーツでも、知識をちょっと知っただけだと成果は出ません。使いこなせる状態を目指さないといけませんね!

中学生のテストも問題演習が足りないと、やはり高得点を取れません。

原因③間違えた問題を放置している

分からない問題を分からないまま放置していませんか??

どんな中学生でも

  • 「解けない問題」
  • 「間違えやすい問題」

が出てきます。そんな問題をそのままにしておくと、解ける問題が増えず、テストの点数は伸びません。

塾でも丸つけして終わりっていう生徒は多かったですね。めっちゃ叱ってました。笑

「解けない問題を解けるようになること」が勉強です。解けない問題にガッツリ取り組む姿勢が大切なんですね!

原因④教科書を読んだだけで満足している

教科書で勉強することは超大事ですが、ただ読むだけのテスト勉強はダメです。

「どのように出題されるのか」を知り、問題を解く経験することが大切ですね。

原因⑤解ける問題ばかり勉強している

お子さん

苦手科目よりも得意科目の勉強の方が取り組みやすい!

気持ちはわかりますが、苦手科目も対策しなくちゃいけません。

苦手科目を放置すると、理解がますます遅れてしまいます。中学生は学年が上がるにつれ、学習内容が難しくなっていきますからね。

特に数学と英語は、小学生や1年生〜の基礎が理解できないと、3年生の応用問題は分からなくなります…。

苦手科目も含めてバランス良く勉強することが大切ですよ!

原因⑥繰り返しが足りていない

一度解けた問題でも、そのままにしておくと忘れちゃいますよね。

解けるようになった問題を、「本当に自力で解けるのか」を確認しましょう!

例えばテニスでも「ボールの打ち返し方」を1回覚えただけでは、試合に勝てませんよね。

大事になのは体に染み込むまで練習することです!

つまり、勉強には繰り返しが大切。

「復習せず知識を定着させないこと」こそが、テストの点数が伸びない一番の原因なんですね。

テスト勉強の仕方がわからない中学生に必要な心構え3つ

テスト勉強の仕方がわからない中学生に必要な心構え3つ

テスト勉強に仕方が分からない中学生は、次の3つの心構えを身につけてください。

心構え①勉強した内容をちゃんと理解する

当たり前ですが、「学習内容を完全に理解すること」はめちゃくちゃ大事です。

そのためには、しっかり集中して授業を受けないといけませんね。

もし授業が分からなければそのままにせず、すぐに解決してください!

そのための方法も色々ありますよね??

  • 学校や塾、家庭教師で質問する(ベストの方法!)
  • 理解している友人に教えてもらう
  • 『スタディサプリ』など動画授業を利用する
  • 参考書で克服する(自学自習が得意な人)

など。

ただし、理解できない内容があまりにも多い場合、質問や自学では対応しきれなくなります。

塾を検討するのもいいんですが、集団塾だと学校の進度と一致しないこともあり、注意が必要です。

個別指導なら、苦手をピンポイントで指導してもらえます。特に「オンライン家庭教師」は全国の優秀な先生と出会えるので、最強のサービスですね!

塾とオンライン家庭教師を両方経験した僕としては、断然オンライン家庭教師をおすすめしますね。

また、

  • 英単語
  • 理科や社会の用語

などの知識は後回しにせず、そのとき確実に覚えていきましょう!

お子さん

暗記って本当に苦手なんだよな…。

と言って、暗記を後回しする中学生は多いんですよね。

ですが暗記は繰り返さないと定着しません。テスト直前でイッキに完璧に覚えようとせず、何度も繰り返すことを心がけましょう!

心構え②内容を理解したら繰り返し問題を解く

学習内容を理解したら、必ず問題演習を行ってください。

「分かる」ことを「できる」ようにしなければ、テストで高得点を取れません。

点数が伸びないのは演習が不足しているから。「勉強の仕方が分からない」というのは、「問題演習のやり方が分からない」ということなんですね。

以下に、正しい問題演習の3つのステップを解説します。

【ステップ①】 問題を解いて答え合わせをする
・正解した問題は○
・たまたま正解したが、自信がない問題は△
・解けなかった(間違えた)問題は×
を付けます。
【ステップ②】 △と×の問題の解説を読んで理解し、すぐもう一度解く
解説を自力で理解できなければ、個別指導塾や家庭教師などが必要ですね。
【ステップ③】 単元などの区切りがついたら、もう一度全ての問題を解き直す
この時点で正解した問題は◎を、解けなかった問題はステップ②に戻ってもう一度解き直します。
【ステップ④】 全ての問題に◎が付くまで繰り返す

シンプルな勉強法ですが、続けるには根気強さが必要です。

でも成績が良い中学生は、このような勉強を着実にこなしているんですね!

また取りかかるテキストは1冊に絞りましょう。学校の教材やワークを使えば、定期テストの点数アップに直結します。

心構え③勉強の習慣をつける

家庭学習の習慣をつけることも、成績を上げるためには大事ですね!

お子さん

学校の授業さえちゃんと受ければ、家では勉強しなくても大丈夫なんじゃない?

と考える中学生もいるかもしれません。

しかし多くの中学生は、翌日には授業のほとんどを忘れてしまっています。

授業内容をその日のうちに復習することで、定着率は大きく変わってきます。

そうは言っても部活があったり、「宿題も多くて時間がない」と困っている中学生も多いですよね?

そこで自分で1日の計画を立て、最低限勉強できる時間を確保してください。

最初は10分〜30分でも構いませんよ!

テスト勉強の仕方がわからない中学生が成績を上げる6ステップ

テスト勉強の方法がわからない中学生が成績を上げる6ステップ

テスト勉強の仕方が分からない。でも今からでも何とかしたい!

と考えている中学生は、その時点で着実に前進しています。

ここから解説する6つのステップを参考にして、ベストな勉強方法を身につけていきましょう!

ステップ1: 目標と計画を設定する
ステップ2: 得意科目と苦手科目を見極める
ステップ3:問題集に取り組む
ステップ4復習して知識を定着させる
ステップ5テストに挑む!
ステップ6:目標を見直す

それぞれのステップについて、詳しく解説します。

ステップ1:目標と計画を設定する

まず初めに、目標設定を行います。

目標とは、仮のゴールのことです。

例えば

  • 「5教科合計で350点を取る」
  • 「数学の問題集を2周して90点を取る」

といったような具体的な目標ですね。

明確な目標があれば、自分が何をすべきかが明らかになり、学習意欲が高まりやすくなります。

できるだけ具体的な数値で目標を立て、後から振り返られるようにするのがポイントです。

ざっくりでも良いので、「こうなりたいな」という目標を立てましょう!

 

また目標を設定すると、そのための計画を立てやすくなります。

計画に沿って行動することで、自分を管理する力もつきますね!

目標を達成できれば、次の学習にも前向きに取り組めるでしょう。

目標と計画の立て方の記事を執筆中です!乞うご期待!

ステップ2:得意科目と苦手科目を見極める

次に、「時間をかけて勉強する科目」を決めましょう。

苦手科目は「まだまだ点数を伸ばせる科目」と言い換えられます!得意科目をやっちゃいがちですが、こちらに時間を使いましょう。

よくある失敗パターンは、

とりあえずテスト範囲の1ページ目から勉強を始めて、最後まで終わらない…。

というものです。テストや受験までの時間は限られているので、効率的な学習が求められます。

まずはテスト範囲のテキストを一通り見て、自分が時間をかけるべき「苦手科目の範囲」を明確にしましょう!

苦手科目が多すぎてムリ!と感じたら、先生に相談したり家庭教師を活用したりするのも一つの方法です。

ステップ3:問題集に取り組む

ステップ2が完了したら、いよいよ問題演習です。

受験やテストなど期日が迫っている場合は、ステップ2で洗い出した「苦手科目」から着手します。

短い期間だと、得意科目は得点の伸びしろが少ないです。

苦手科目は時間がかかりますが、分かれば大幅な得点アップが期待できます!

解ければ自信もつくため、学習そのものへの苦手意識も無くなるでしょう。

h3 ステップ4:復習して知識を定着させる

次のステップは復習。実はこの6ステップの中で最も重要でなところです!

問題を解いて、赤ペンで採点しておーわり♪

という勉強法では、最も大切な「復習」をしていないため得点が伸びにくいですね…。ぜひ解き直してください!

間違っている問題は、すぐに赤ペンで答えを書き込まず、チェックを入れましょう。そして、ノートやルーズリーフで同じ問題をもう一度解きます。

解き直しても「なぜ間違えたのか」を理解できない問題は、解説をじっくり読むことが大切になりますね!

あと解き直しは採点すぐ後だけじゃなく、翌日にも行うと記憶が定着しやすくなるのでオススメですよ!

翌日も解けない問題は、解き直し用のノートを用意し、問題をコピーして貼り付けておくと良いですね。これを続けると、自分が解けない問題だけを集めたノートが作れるので、効率的な受験勉強が可能になります。

ステップ5:テストに挑む!

ここまでできたら、いざ定期テストや実力テストに挑みましょう!

テスト勉強の仕方が分からない中学生の多くは、「優先すべき問題」を勉強し切れずにテストに挑むため、思うように得点が伸びません。

なので、ステップ4までの勉強法がちゃんとできれば、点数は上がるはずです!

ステップ6:目標を見直す

テストの結果が出たら、勉強法が良かったかを振り返り、再びステップ1に戻りましょう。

目標達成した場合:少しレベルを上げた次の目標を設定する!
達成できなかった場合:原因を考えて、どうすれば改善できるかを考える!

実は目標を達成できなかった方が、自分に合わない勉強法が分かるため、得られるものは多いのです。

目標に届かなくても、落ち込む必要は全くありません。次のステップへ進むヒントにしましょう!

【5教科別】効果的なテスト勉強の仕方を解説

5教科の勉強法|テスト勉強の仕方がわからない中学生用

それでは、5教科それぞれの勉強のポイントを具体的に説明します。

国語の勉強法

まずは国語。漢字や文法も重要ですが、最も力を入れるべきは読解力です。

読解力は全ての教科に通じるスキルです。読解力がなければ問題を正しく読めず、答えを導き出せなくなります。

英語は長文、数学は文章題、社会はストーリーの理解に読解力が必要ですよね!

読解力は身につけるのに時間がかかります。コツコツ頑張りましょう!

 

読解力はどうやって身につくの??

やはりたくさんの本を読むことです。本の内容を頭の中でシンプルに要約する習慣をつけると、読解力はアップします。

ただ、本を読むのが好きじゃない中学生も多いですよね…。

まずは難しい本ではなく、自分が興味を持てるカンタンな本から始めてみてください。マンガでもOKです。

本を読む習慣がつけば、抵抗感はなくなっていきますよ!

ちなみに漢字や文法の覚え方ですが、インプット(覚える)よりもアウトプット(書く・読む)を重視してください。
実際にノートに書いたり、音読したりする方が記憶に残りやすいですよ。

英語の勉強法

続いて英語ですが、暗記から始めるのがベストです。

単語や文法が定着していなければ、英文を理解できません。まずは教科書の単語や文法を暗記しましょう!

単語の覚え方は国語といっしょで、書いたり発音したりすることが大切です。特に英語は発音も大切なので、口に出して読みましょう。

文法は、教科書の例文を暗記することで理解が深まります!

この文章に今回の文法が使われてる!

という箇所を、何度も口に出しそのまま覚えてしまってください。

より具体的な英語の勉強法も紹介していますので、こちらの記事も参考にしてくださいね!

数学の勉強法

数学は積み重ねがメチャクチャ大切な教科。小学校の算数から理解できていなければ、得点アップは難しいです。

答えを見ても理解できない問題があれば、その単元だけでなく、その前の単元も十分に理解できていない可能性が高いんですね。

例えば3年生の二次関数が分からなければ、2年生の一次関数や、1年生の比例などが理解できていないのかもしれない、という感じ。

つまり分からない問題が出てきたら、前の単元に戻ることで解決できるということです!「数学が大の苦手…」という中学生は、やり直しから始めましょう!!

計算が遅いと悩んでいる中学生には、小学2年生の算数からやり直すのがおすすめです。
小学2年生の算数には、九九・足し算/引き算の筆算など、数学の基礎中の基礎が詰まっているからです。
これらを素早く解けるようになれば、数学の計算も早くできるようになりますよ!

また数学は積み重ねの教科なので、分からない問題を放置しちゃうと、次の単元も全く理解できなくなってしまいます。

分からない問題が出てきたらやはり、前の単元に戻ったり、何度も問題を解いたりして克服しましょう!

数学が本当に苦手な中学生に向けて、とっておきの勉強法を書きました!こちらも参考にしてくださいね。

理科の勉強法

理科も暗記が重要ですが、それ以上に問題をたくさん解くことが大切です。

まず暗記は他の教科と同様に、書いたり音読したりして覚えましょう。

その上で学校のワークなどを使って、たくさん問題を解いてください。

公式などを覚えるだけでは問題は解けません。

実際の問題で公式を使って練習することで、理解ができていくんですね。

学校のワークを理解できると、理科の点数が上がると覚えてください!

社会の勉強法

社会は暗記が全て!「いかに効率良く暗記できるか」がポイントです。

暗記の仕方は、やはり書いたり音読したりすることで効果的に覚えられます。

 

また、歴史は重要語句を覚えるだけでなく、流れも理解しなければなりません。

例えば平安時代の文化や価値観があったからこそ、鎌倉時代の文化や価値観が生まれました。そういうストーリーを知ることも得点アップに繋がります!

ただ単に暗記するのではなく、各時代の特徴を理解してから次の時代へと進んでいきましょう。

2週間前からの正しいテスト勉強の仕方

2週間前からの正しいテスト勉強の手順

テスト勉強の仕方が分からない中学生は、

テスト1週間前が勉強期間でしょ?

と考えています。

でも実はもっと早くから準備しないといけません!

ここでは、定期テストに向けた具体的な勉強の手順を解説します。

【段階1】日々の学習

テスト期間より前は、以下を心がけて過ごしてください。

  • 授業には集中して臨み、内容をしっかりと理解する!
  • 分からないところは放置せず、すぐに解消する!
  • 宿題で授業の復習をする!

宿題が出されない場合は自主学習として、問題演習をします。

上でも説明した、「○△×のチェックを付けて、△と×の問題は解き直し」を使ってくださいね。

英単語や理科・社会の用語などは、テスト前にまとめて覚えるのではなく、出てきたらすぐ暗記していきましょう!

【段階2】定期テスト2週間前から1週間前

定期テストの2週間前くらいを目安に、特に英語と数学の△と×の問題を解き直しましょう。

この段階では、基礎〜標準レベルの問題で○が付くよう固めていきます。

【段階3】定期テスト1週間前から直前期

これまで解いてきた問題を、本番のテストと同じ気持ちで解き直しましょう。

理解したつもりだったけど、テスト本番で解けなかった…

ということがテスト本番でないようにするためです。

知識問題(=暗記しておけば解ける問題)は、このタイミングでしっかりと定着させてください。

【段階4】直前期

テスト直前の最後の仕上げをします。

点数を稼ぎやすい分野を中心に、集中的に取り組んでください。

もっと具体的な勉強スケジュールの記事も執筆しています!こちらもご期待ください。

まとめ:テスト勉強の仕方がわからない中学生は6つのステップを大事に!

本記事では、「テスト勉強の仕方が分からない!」という中学生に向けた、とっておきの勉強法を解説しました。

最後に、重要なポイントをまとめておきましょう。

  • テストの点数が伸びない原因は、内容の理解不足・演習不足・復習不足
  • 目標設定と勉強計画を立てよう
  • 得意と苦手を見極め、問題集で反復するのが大事
  • 国語:読解力|英語:暗記と音読|数学:基礎の積み重ね|理科:問題演習|社会:暗記が重要
  • 定期テスト対策は①日々の学習 ②2週間前からの復習 ③直前の仕上げを心がける

このような勉強法で成績アップが期待できます。なにせ継続して取り組むことが大切ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が、皆さんの勉強の役に立てば幸いです。

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