
「中学の英語授業に子供がついていけない…」
「どうやって中学の英語を勉強したらいいの?」
「親としてどんなサポートができるのかな?」
こんな悩みを抱えていませんか?

中学英語についていけないお子さん、心配ですよね…。
でも大丈夫。この記事を読めば、
- 中学英語についていけない理由
- 中学の英語力向上のコツ
- 親としてのサポート方法
- オススメの授業サービス
がわかるようになります。
この記事でご紹介する学習法や家庭でのサポート方法を実践すれば、中学英語についていけないお子さんでも自信を取り戻し、学習意欲を高められますよ!
記事前半では、
- 中学英語が難しくなっている背景
- 中学英語についていけるようになり、得意になる方法
後半では、
- 中学英語についていくためのオススメ教材・サービス
- その選び方のコツ
に触れていきます。
中学英語についていけない理由

「中学英語についていくのって、そんなに難しいことなのかな?」
と感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。
実はベネッセの調査でも、
「約6割の生徒が、英語の授業を理解していない」
と結果が出ています。なぜでしょうか?
ここでは「中学英語についていけない4つの理由」を解説していきます。
理由①:小学校や中1の英語でつまづいている
中学校の英語の授業についていけない生徒は、そもそも小学校や中学1年生の段階でつまずいている可能性があります。
英語は積み重ねの教科です。小学校や前の学年内容が分からなくなると、ドンドンついていけなくなるんですね。

「小学校や中1での単語を覚えられていない…」
「アルファベットの読み書きも苦労してる…」
と、初期段階でついていけていない生徒は多いです。まずは小学校の英語を復習してみるのがおすすめですね。
理由②:覚えることが多すぎてついていけない
実は今の中学英語では、以前よりも覚えることがグーンと増えてるんです。
- 覚える単語の数が飛躍的に増えている
- 高校で学んでいた文法が中学に含まれている
こういった変化があり、限られた時間内でたくさんの量を記憶しなければならないため、ついていけない子が増えているんですね。

僕自身、最新の教科書を初めて見た時、覚える単語の多さに驚かされました!
英語の得意な生徒とついていけない中学生がクッキリ分かれているのも、現代の英語が難しくなったことが原因ですね。
理由③:学校の授業についていけない
覚えることが増えたことで、授業の進行もスピードアップしています。

一生懸命聞いていても、中学校の授業ペースが速すぎてついていけない!
と悩む生徒も少なくありません。
授業ですべてを理解できる人は問題ないですが、多くの生徒にとってはついていけないものです。
おすすめなのは、授業が復習になるように予習を習慣づけることです。授業より前に少しでも自分で勉強しておけば、授業の理解度も大きく変わってきます。
理由④:勉強方法がわからない
シンプルに「どう勉強すればいいか分からない」という方も多いですよね。
コミュニケーション英語が重視だった小学校と比べると、中学校では読む・書くが中心です。
難しい文法事項も扱うため、どのように勉強すればよいのかわからず、ついていけなくなってしまう場合があります。
勉強方法に迷っている人は、この後の学習法をぜひ試してみてください。
中学英語についていく方法
中学英語についていけなくなる理由を解説してきました。
ここからは「じゃあどうしたら中学英語についていけるの!?」という疑問を、5つのステップで解決していきます!
ステップ①「英語の成績を上げるぞ!」と意識を変える
まず「英語をやり直すんだ」という強い決意を持つことが大切。
英語が苦手なお子さんほど、中学英語と向き合うのは気が進まないものです。
しかし、英語嫌いな気持ちを持ったままでは、いくらやり直しをしてもついていけるようになりません。

「しっかりと中学の英語を勉強するぞ!」
「必ずついていけるようになるんだ!」
と心に誓うことが大切です。
そして前向きな姿勢で臨めるよう、周りがサポートしてあげましょう。
ステップ②単語を完璧に覚える
やり直しを決意したら、まずは「英単語」を徹底的に覚えることからスタートしていきましょう。
単語を知らなければ英文を読むことはできませんし、何を話しているのか聞き取ることもできません。
- 小学校の英語の教科書に掲載されている単語
- 中学校入学~現在までに学習した単語のすべて
を暗記するのが目標です。
単語の①スペル②意味③読み方を、セットでしっかりと覚えるように促してあげましょう。
市販の英単語帳を活用する際は「基本レベル」のものを選んでください。

単語を暗記する際は、「書いて覚える」よりも「見ながら口に出して覚える」方法がおすすめです!
ステップ③教科書を音読する
単語と並行して、教科書の音読にも取り組みましょう。
音読には、
- 「英語の音に親しむ」
- 「スペルを目で追う」
- 「読みながら意味を理解する」
など、英語力向上に必要な能力を伸ばす効果があります。
また、英文の構造や内容が理解できない文章は、スラスラと読めません。つまずく箇所があれば、「ここが分からない理由は何だ?」と探り、解決しておくことが重要です。

最初はぎこちなくても大丈夫だと、励ましの言葉をかけてあげましょう。現在の学年の教科書が難しいと感じる場合は、前学年や小学校の教科書に戻っても問題なしです!
1語1語ゆっくりと確認しながら、読み進めていくことが肝心です。 慣れてきたら本文の暗唱にチャレンジですね。
ステップ④すでに習った文法を復習する
点数アップのためには、文法の理解も欠かせません。これまでに学習した文法の復習にも取りかかりましょう。
おすすめの教材は、学校から配布されているワークです。中学1年生の初めから、ワークを丁寧にやり直せるようなスケジュールを立ててあげましょう。

「doとdoesの使い分けってどうやるんだっけ?」
「動詞にsをつけるルールってどうだったかな?」
というような、一つひとつの文法の理解を大切にしながら進めていきます。
ただしワークの解説だけだと、自力で文法を理解するのは難しいかもしれません。家庭教師や個別指導塾を活用し、ポイントを効率的に押さえた学習を進めるのがおすすめです。
お子さんのペースで、自分の苦手分野をじっくりと学ぶには家庭教師が最適です。記事の後半でおすすめの家庭教師を紹介していますので、ぜひご覧ください。
ステップ⑤英語を学ぶ楽しさを考える
英語を学ぶモチベーションとして、

などの理由だけだと楽しくありません。
イヤイヤ勉強に取り組んでも、なかなか成果が出ず、ついていけなくなってしまいます。
英語を使いこなせるようになったその先にある「楽しみ」を、親子で一緒に考えてみるのはいかがでしょうか。
楽しみから生まれるワクワクする気持ちは勉強の原動力となり、やる気を引き出してくれます。
例えば、

お子さんは何をしたいでしょうか。
留学や海外移住、国際的な会社への就職など、色んな夢が膨らむかも。自分がワクワクできる目標を見つけ、英語学習に取り組んでいきましょう。
英語についていくため周りが気をつけること
ここからは、中学英語についていけていないお子さんを支える際に、周りの人が気をつけるポイントをお伝えします。
保護者からの声かけ
もっとも重要なことが「いかに本人のやる気を維持してあげられるか」です。
中学生にとって、英語の勉強は非常にハードです。
- 単語を暗記しなければならない
- 文法ルールを覚えなければならない
- 文法を使い分けなければならない
など、やるべきことが山積みですね。
そもそも苦手な教科であればやる気も出ません。だからこそ、「勉強を続けていけるような声かけ」が大切なのです。

「よくがんばってるね!」
「前より解けてるね!」
という周囲の一言が「次もがんばろう!」という本人のモチベーションにつながります。
勉強の環境環境づくり
勉強を継続するための仕組み作りはとても重要です!
なぜなら英語学習は成果が出るまでに時間がかかりますが、勉強を続けていけば必ずついていけるようになり、点数がアップする教科だからですね。
そのための継続ルールを決めてしまいましょう。
例えば、
- ご飯を食べた後の30分は単語の勉強をする
- お風呂に入った後の30分は文法の勉強をする
- 寝る前の5分間は単語の復習をする
などですね。
オススメは「毎日必ず行うこと」の前後に、セットで学習時間を設けること。食事とか歯磨きみたいなことですね。

最初は大変かもしれませんが、継続することで習慣になってきます。勉強の習慣がついたら、あとは結果が出るのを待つだけです!
正しくノートを取る
正しいノートの取り方・書き方も、お子さんに教えてあげてください。
ノートの取り方が雑なため、英語についていけない中学生が多いからです!

テストのたびにケアレスミスが多い…
という子は、普段からノートの取り方がテキトーだからという場合が多いです。
正しいノートの取り方を知り、授業や自習でも心がけてノートを作りましょう!
次の3点に気をつけてください。
①アルファベットはキレイに・正確に!
何よりもまず、アルファベットが正しく書けているでしょうか。「そんなの当たり前!」と言わずに、今一度振り返ってみてください。

「小文字の”b”と”d”をよく間違える…」
「”P”と”p”がどっちか分からない…」
「小文字の”a”と”u”の区別がつかない…」
などで減点されたことはありませんか?
中学1年生の初めに、アルファベットを学んだときは正しく書けていたはず。それが慣れてきたことで、正しく書く意識が薄れてはいないでしょうか?
その場合、4線の罫線ノートを使ってアルファベットを正しく書くことから始めてみましょう。
丁寧に書くことでケアレスミスを防げるようになりますよ!
②テスト前に見返せる授業ノートを作る!
次は学校の授業で使うノート。以下を心がけてください!
ノートを見開きで使い、
- 左ページに教科書の英文
- 右ページにその日本語訳を書く
また1行空けて次の英文を書いていってください。そのスペースに先生が説明したことを書き込んでいきます。
このやり方にはメリットがたくさんあるんです。
- 学校の授業前に行うことで予習になる!
- 英文を書く練習、英単語を覚える練習にもなる!
- 定期テスト前にこのノートを見直すことがテスト勉強になる!
ぜひこのやり方を徹底し、授業についていけるようになってくださいね!
③問題演習用のノートを作る!
最後に問題演習用ノートを作ります。
問題集に直接解答を書いてしまうと、繰り返し問題を解けません。だからこそ、問題演習用ノートが必要なんですね。
ここでも②と同様、英文を全て書くことを意識しましょう。例えば、
という問題があったとします。(答えは「played)
( )に入る答えだけをノートに書けば、問題を解く目的はクリアできます。
ただ、重要なのは間違えたときです。答えだけ書くと、何を・どうして間違えたのかが分かりません。
答えを含めた1文をしっかり書くことで、「yesterdayが入っているから過去形にするのか!」と気づけるわけですね。

1文丸ごと書くことで、日頃から英文を書く練習にもなります。問題演習用ノートをちゃんと作っておきましょう!
中学英語についていけないときのおすすめ学習サービス

「気をつけるポイントはわかったけど、1人は不安…。」
「中学の英語についていけず、自力ではどうしようもできない…。」
そういう時はやはり、「プロのサポート」を受けるのがおすすめです。中学英語への不安を、プロのわかりやすい解説が取り除いてくれますよ!

現役オンライン家庭教師5年の僕が、本当におすすめのサービスを4つ紹介しますね!
タブレット教材
タブレット教材を選ぶなら、どの学年の内容も勉強できる「無学年式かどうか」を確認しましょう。一般的なタブレット教材では、現在の学年・学校の進度に合わせた内容が配信されることが多いからです。
タブレット教材のメリット
- 自宅で勉強できる
- 自分のペースで取り組める
- 周りの目を気にせず、基礎から学べる
一方で「自分で学習管理をしないといけない」というデメリットもあります。
自分で自主的に計画を立てられる中学生向けですね。
映像授業
あらかじめ収録された授業を視聴して学ぶ教育サービス。
授業を録画してストックしておけるため、レベルや目的の異なる多彩な授業を受けられる点がポイントです。
映像授業のメリット
- レベル/目的に合わせて授業が受けられる
- 何度でも授業を見返せる
- 基礎から応用へと、無理なくステップアップできる
人件費が少ないため、比較的リーズナブルなことが多いです。家庭教師などとも併用しやすいですね。
英語専門塾
英語をじっくり学び直したいなら、英語専門塾もおすすめです。英語専門塾は、大きく3つのタイプに分類できます。
- コミュニケーション英語を教える英会話塾
- 学校のテスト/受験の指導を行う英語塾
- 英検やTOEICなどに特化した英語塾
ひとつの塾の中に、目的別コースがいくつかある場合も。
ネイティブ講師や英語が母語の講師から英語を学べるため、英語に親しみを持ちやすい点がメリットですね。
家庭教師(一番オススメ!)

「子どものペースや理解度に完全に合わせてほしい」
「子どもにわかるように説明してほしい」
そんな場合には、家庭教師がおすすめです。 家庭教師には、
- 講師が自宅訪問して指導する「対面型家庭教師」
- パソコンやタブレットで指導する「オンライン家庭教師」
の2つのタイプがありますが、おすすめは完全に「オンライン家庭教師」ですね!
なぜなら対面型の家庭教師だと、
-
「通える範囲内に質の高い先生がいるかどうか」
-
「授業時間の都合が合うかどうか」
など、色んな制約がつきまとうからです。
また講師が自宅に来るため、最低限の準備も必要です。
こうした家庭教師のデメリットを解消したのが、オンライン家庭教師です。
オンライン家庭教師のメリット
- 全国から相性のよい講師を探せる!
- 講師を迎える準備も不要!
- 授業の日程調整も簡単!

塾とオンライン家庭教師を両方経験していますが、指導のしやすさ・質はまったく変わりませんね!
部活動や習い事で忙しい中学生からも、いま人気が急上昇しています。
『中学英語についていけない…』→オンライン家庭教師がおすすめです!
ここまで説明したとおり、中学の英語についていけていない場合は、オンライン家庭教師が特におすすめです!
オンライン家庭教師が中学英語に向いている理由
中学英語についていけていないなら、大切なポイントは、
- なぜ英語が苦手なのか
- 前の学年までで、どこが理解できていないのか
など苦手の原因を突き止められるかどうかです。
英語は積み上げ型の教科なので、前に学んだ内容に次の内容が重なっていくからですね。ですので基礎の土台がしっかりしていないと、英語力は向上せず、ついていけるようになりません。
オンライン家庭教師なら、全国から「お子さんに合った講師」を選べます。
英語についていけていない原因を的確に見抜き、理解度に合わせてわかるように説明してくれる「相性のよい講師」を見つけたいなら、オンライン家庭教師が最適でしょう。
まとめ:中学英語についていくならオンライン家庭教師がおすすめ
本記事では「中学英語についていけるようになる方法」という内容を解説しました! 最後にまとめますね。
-
- 中学英語の難易度が上がり、覚える単語や文法の量が増加している
- 英語力の向上には時間がかかるため、周りの人はお子さんのやる気を維持することが大切
- 中学英語についていけるようになるなら、タブレット教材/映像授業/英語専門塾/オンライン家庭教師がおすすめ
- オンライン家庭教師なら、全国から生徒に合った講師を選べるため、苦手の原因究明と克服に効果的
ご紹介したオンライン家庭教師を活用すれば、どんなに苦手意識があっても中学英語ついていけるようになりますよ!
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